BIOGRAPHY バイオグラフィー

The Pains of Being Pure at Heart: 
Kip Berman/キップ・バーマン(Vo, G)、Peggy Wang/ペギー・ワン(Key, Vo)、Alex Naidus/アレックス・ナーイドゥス(B)、
Kurt Feldman/カート・フェルドマン(Dr)
 
ザ・ペインズ・オブ・ビーイング・ピュア・アット・ハートは本来どこにあるべきなのだろうか?『New York Times』『Pitchfork』『NME』からインディ・ポップのフォーラム/ブログまで、大きな評価を獲得したSlumberlandからのデビュー・アルバムの後、ザ・ペインズ・オブ・ビーイング・ピュア・アット・ハートは、“レコード”をまだ重要であると考える人にとって意味のある新作を作ったのであろうか?オープニングからギターが爆発する「Belong」、贅沢で完璧なダンス・ポップ「The Body」、天国へのコーラス「Even in Dreams」、そして感動的なラスト・ソング「Strange」・・・。答えは無条件に“イエス”だ。彼らのセカンド・アルバム『ビロング』は、ニューヨークのインディポップ信者が作り上げた“ポップの可能性”に対してのセレブレイションである。では、感動的ではあるが非常にナチュラルでもあるこのポップ・ミュージックを、彼らはどのように作ったのであろうか?どうして彼らのサウンドは、自信があるようでか弱く、不注意なようで考え込まれているのであろうか?どうして世界で最も認められている二人のプロデューサーとアルバムを作ったのであろうか?いずれにせよ、このアルバム『ビロング』は衝撃的な作品である。
 
My Bloody Valentine、Rocketship、Teenage Fanclub、Yo La Tengo、Nirvana、Sonic Youth、Beat Happening、The Vaselines、The Pastels、Helium、Pavement、Bratmobile、Black Tambourine、Rocketship・・・といったノイズ系のポップ・ミュージックが好きな友達が集まり、ニューヨークのブルックリンでザ・ペインズ・オブ・ビーイング・ピュア・アット・ハートは結成された。メンバーはKip Berman/キップ・バーマン(Vo, G)、Peggy Wang/ペギー・ワン(Key, Vo)、Alex Naidus/アレックス・ナーイドゥス(B)、Kurt Feldman/カート・フェルドマン(Dr)の4人。バンド名はキップ・バーマンの友達が書いた未出版の子供用の本のタイトルからとられている。2007年の3月におこなわれたペギーのバースデー・パーティーでドラム・マシーンを使って5曲をプレイしたことからバンドは始まる。2007年にEPを自主リリースし、Slumberland からの2008年のシングル「Everything With You」でアンダーグラウンドの人気を得るようになる。2009年、同レーベル(英はFortuna Pop!)より、セルフタイトルのデビュー・アルバム『ザ・ペインズ・オブ・ビーイング・ピュア・アット・ハート』をリリースし、バンドは大きな評価を獲得。アルバムはビルボードのヒートシーカーズ・チャートの9位を記録し、『Pitchfork』『NME』など各誌では2009年の年間ベスト・アルバムの一枚に選ばれた。また同年の12月には、My Bloody Valentineがキュレーターを務めたAll Tomorrow’s Partiesにも出演している。
 
「このアルバムには間違えなく僕らが当初から考えていたことが詰まっている。より差し迫って、よりノイジーで、より美しいアルバム。そう、僕らはノイズとポップを信じることを止めたことはなく、このアルバムで両方をより前進させることができたんだ。前のアルバムより本能的で、不可欠で、現実的だ。感情ではなく感覚的にね」とキップが語る『ビロング』は、フラッド(U2、スマッシング・パンプキンズ、シガー・ロス他)とアラン・モウルダー(マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン、 スマッシング・パンプキンズ、ジーザス&メリーチェイン他)という、バンドにとってこれ以上はないプロダクション/ミキシング・チームでレコーディングされた。(My Bloody Valentineからの影響は言うまでもなく)事実、バンドはスマッシング・パンプキンズの『Siamese Dream』をフェイヴァリットの一枚としている。
「アラン・モウルダーとフラッドは、自分自身を信じることの手助けをしてくれたんだ。僕たちのやり方を変えようとはしなかった。僕たちが僕たちであることに集中できるようにしてくれたんだ。僕たちがやりたいことをやるのを許してくれたし、僕たちがやりたくないことは全て取り除いてくれた。彼らと一緒にやれるチャンスを得たことでさえ凄いことだったのに、莫大なギャラの小切手やグラミー賞をとる機会を彼らに与えたからではなく、彼らが僕らの音楽に何かを見出してくれたことが仕事ができるきっかけとなったなんて、本当に素晴らしいことだよ」とキップは語る。
このアルバムでバンドは、更なる力を放ちながら自身の持つポップさをより際立たせる甘いメロディを保持することに成功した。アルバムからは、バンドのソングライティングのクオリティの高さを感じとることができる。しかも、最初から最後まで統一された一枚のアルバム、という体裁を残しながら、それぞれの曲が他の曲とは違って聴こえる。「Heaven's Gonna Happen Now」「Girl Of 1,000 Dreams」「Too Tough」といった曲は前作からの延長線上にあり、キップの悲しげなヴォーカルとファズ・ギターを聴くことができる。「The Body」や「My Terrible Friend」からは、カートの脈打つようなドラミングとペギーのより際立ったキーボードのフレーズを聴くことができる。このアルバムは明らかにバンドを次の場所へと導くであろう。
 
彼らが決して忘れることがないことはファンとのコネクションだ。また、バンドには、(彼らが大好きな)インディポップが今までおかれていた不健全な状況から産まれた理想がある。彼らとの会話には、ちょっとしたインディポップの計算機みたいなものが必要だ。The Pastels、The Promise Ring、Black Tambourine、Sonic Youth、Smashing Pumpkins、O.M.Dといったバンドのことが次から次へと出てくるのだ。実際、彼らはインタヴューの大半の時間を、80年代や90年代のアンダーグラウンドなインディポップ・バンドが自分達よりいかに優れているか、ということについて話すことに費やしたりしている。
「皆が僕らを気にかけてくれたことに、最初はとても驚いたんだ。僕らはインディポップのバンドで、僕らのヒーローだった多くのバンドは、僕らのようなオタク的なファン以外には完全に無視されていたからね。両親を含まないで、50人以上の人が僕らを好きになるなんて思ってもみなかったんだ。ただ、その50人はものすごく僕らのことを好きになってくれるだろう、とは望んでいたけどね。僕らはまだ全然なにも成し遂げてないよ。ただ当然のことをやっているだけだ。だって僕がクールだと思うもう廃盤になっているRocketshipのシングルや、ポップミュージックとして認められるべきSonic YouthのシングルのBサイドの曲をまだ誰も気にかけてないじゃないか。僕らは、僕らよりも優れたバンドについてみんなに話したいし、若いキッズにそうした正当に評価されていないバンドのことを教えてあげたいんだ」とキップは語る。
 
『Spin』はアルバム『ビロング』を今後リリースされる最も重要なアルバムとし、『Pitchfork』はアルバムからのファースト・シングル「Heart in Your Heartbreak」を“ベスト・ニュー・ミュージック”に選出。デビュー・アルバム同様キッズに直ぐにアピールするだろう、と評している。

NEW RELEASE

2012.03.21 Release

ACID REFLEX

商品番号:YRCG-90073
本体価格:1524円+税

2012.02.08 Release

ザ・ペインズ・オブ・ビーイング・ピュア・

商品番号:YRCG-90072
本体価格:2190円+税

2011.03.16 Release

THE PAINS OF BEING P

商品番号:YRCG-90056
本体価格:2190円+税

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