シューゲイズ/ポストパンク・バンド、ウィークエンドは2009年にサンフランシスコで結成された。メンバーは、Shaun Durkan/ショーン・ダーカン(Vocals/Bass/Baritone Guitar)、Kevin Johnson/ケヴィン・ジョンソン(Guitar)、Abe Pedroza/エイブ・ペドロザ(Drums)の3人。ショーンとケヴィンは12歳の頃から一緒に音楽活動を始め、高校卒業後、ショーンのルームメイトでもあったエイブが加わり、現在の編成となった。 EP『All-American』をMexican Summerよりリリース後、バンドは2010年11月にSlumberland Recordsよりデビュー・アルバム『スポーツ』をリリース。『Pitchfork』(8.2/10)、『Drowned In Sound』(9/10)、『NME』(7/10)とアルバムは大きな評価を獲得し、バンドの地元の有力紙『San Francisco Bay Guardian』はその年の“Year in Music”号でバンドに1番の評価を与え表紙で取り上げた(※)。 アルバムのリリース後もバンドはライヴを続け、レーベルメイトでもあるザ・ペインズ・オブ・ビーイング・ピュア・アット・ハートやワイヤーとツアーをおこなった。その間、アルバム収録曲「エンド・タイムズ」(2011年5月に7”でリリース)はTVドラマ『デクスター』のシーズン・シックスのCMのテーマ曲としても使われ話題となった。
2011年9月、バンドはEP『レッド』をリリース。『Pitchfork』(7.4/10)、『Drowned In Sound』(8/10)とEPながら高い評価を獲得した。