2012.07.25 Release
タイトロープの女
商品番号:YRBJ-17006~8 本体価格: 12,540円(税込)
○第1回 父の遺産は愛人
東京で売れないピアニストをしている十倉由梨は、父の訃報に八年ぶりに芦屋の実家を訪れた。
喪主を務めるのは、父の愛人で今は由梨の継母となっている恭子だった。
いらだちを覚える由梨に、十倉家の顧問税理士の永沢が遺言を開示する。
そこには、父が創業した会社「十倉ワイヤー」の株券を由梨に遺(のこ)すと書かれていた。
現社長の小野田から、父の思いをくんでやるべきと言われた由梨だが…。
○第2回 借金は8億円
由梨が株の相続を宣言した矢先、十倉ワイヤーの海外法人が倒産。
税理士の永沢が財務を調べると、会社の負債総額は8億円にもなることが判明。
株を相続することは、すなわち8億の借金を背負うことになる。
恭子からは相続放棄を、小野田からは株を買い取ると迫られる。
そこに恋人の古谷が現れる。
既婚者であることを隠していた古谷の言動に、かつての父を見た由梨は…。
○第3回 思い出の値段
由梨が社長に就任して早々、十倉ワイヤーが粉飾決算を続けてきたことが判明。
運転資金の融資をストップされてしまう。
由梨は高木と共に取引先へ支払い猶予を頼みに走り回るが、かえって信用不安を招いてしまう。
動揺した社員は仕事をボイコット。
永沢から「少しでも借金を減らす以外に融資再開の見
込みはない」と聞かされた由梨は、屋敷を相続した恭子に売却を頼みに行くが…。
○第4回 憎まずにはいられない
小さなマンションに引っ越した由梨と恭子だが、実母に対する申し訳なさから、由梨は会社で寝泊まりすることにする。
一方、会社に居座る小野田が大きな仕事を取って来た。
由梨は実母の思い出から新製品を思いつくが、仕事に追われる職人から相手にされない。
そんな中、小野田の仕事に値下げ要求が突きつけられた。
赤字覚悟で受注を続けるか、新製品開発に乗り出すか。由梨は決断を迫られる。
○第5回 パンドラの箱
由梨が思いついた新製品は開発に成功、買い手もみつかり、由梨を社長と認めた職人たちは結束を固めていた。
が、敵役を演じてくれた恭子は会社に来なくなり、その真意を図りかねた由梨の心は晴れない。
そんな中、龍司が使っていた机を片付けることになり、久しぶりに会社を訪れた恭子は、引き出しの中から一通の手紙を見つける。
前妻が龍司に宛てて遺(のこ)した手紙には衝撃の事実が書かれていた…。
○最終回 切っても切れない
龍司の子でなかったことを知り、由梨は会社を継いだ意味を自問自答していた。
そんな折、恭子が倒れ、病院に呼び出された由梨は、お互いが唯一の縁者であることを思い知らされるが、恭子は姿を消してしまう。
一方、新製品の情報を手土産にライバル会社へ移った小野田は、十倉ワイヤーを価格競争に巻き込んできた。
多品種高品質で対抗しようと、由梨は社運を懸けたプレゼンに臨む。
【特典映像】
・池脇千鶴インタビュー(スタジオパークからこんにちは より)
・高岡早紀インタビュー(土曜スタジオパーク より)
・NHKプレマップ ver.1・2
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