SPECIAL ISSUE スペシャルイシュー

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Talking Laughing Taku Takahashi(m-flo,block.fm)+DIENOJI ダンス・ミュージック・マナーにする



今回のリミックスもそういうコメディ・テイストのものと近いので、 純粋に音楽として楽しんでつないだという感じで。

 
ーーよしもと100年の歴史を音楽で振り返るという企画ですけど、200曲ほど あった候補曲の絞り込みから構成、リミックスまで、面倒なことはTAKUさん に全部お願いしちゃいました(笑)。選曲で考えたことは?
 
TAKU「今回についてはわりと混ぜやすそうなものとか、ループしたら面白そ うなのを中心に選んでダンス・ミュージック・マナーにするという作業でし た。
そもそも日本人ってダンス・ミュージックに対してインテリジェンスや クールな部分を求めるところが多いと思うのですが、海外に目を向けると、大 ヒットした曲でも結構くだらないこと言ってる曲って多いんです。
たとえば リヴァ・スターの“I Was Drunk”は『昨日誰といたか酔っぱらってて全然覚え てない』みたいな歌詞なんですけど、今回のリミックスもそういうコメディ・ テイストのものと近いので、純粋に音楽として楽しんでつないだという感じ で。
もちろん芸人さんへのリスペクトは別のところであります。
ちなみに冒頭 の海原やすよ ともこさんのMCも是非にと僕がお願いしました。」

大谷「芸人さんのノベルティ・ソングみたいのは昔からあって、元々はニッチ 的なものとして成立してたと思うんですけど、改めて聴くと聴きごたえあり ますね。
でも、大地さんのやってるユニット、“豊満乃風”の曲は入ってないです ね(笑)」

TAKU「わっ、それは大問題だ(笑)」

大地「今からボーナス・トラックで、なんとかどうでしょうか?(」一同爆笑)

大谷「それにしても、時代も違う、曲のテイストも違う、バラバラな楽曲をよく 一枚にまとめましたね」

大地「(トラックリストを見ながら)僕らが生まれる前の曲とかもあるんです ね」
 

ーー最も古いのはオープニングのピー・ウィー・ハント“Somebody Stole My Gal”で、1950年代の作品です。
 

TAKU「古い作品にはレアグルーヴ感があっていいんですよね。すごくカッコ いい。
僕が一番聴いてたのはGEISHA GIRLSあたりですけど。これもやっぱり カッコいいですね」

大谷「一番売れたので言うと、ダウンタウン浜田さんの“WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント”ですね。
200万枚以上のセールスを上げた曲 ですが、これ、実は凄く画期的な曲なんです。
歌詞も含めて当時のボーイズ& ガールズの日常の歌なんですよね。
企画ものではあったけど従来のノベル ティ・ソングとは違う。
これ以降、芸人が普通の歌を唄うようになったという 意味で、価値観をひっくり返した歌なんですよ」

TAKU「なるほど、確かにそうですね」

大谷「TAKUさんは改めて聴いてみて、何が一番“うわーっ”と思いました?」

TAKU「さっきの吉本新喜劇のテーマ曲(“Somebody Stole My Gal”)がこんな しっかりと、緻密に作られてる曲だったのか、と。
最近のものではテイ・トウワ さんの関わったもの、あとは“恋のぼんちシート”ですね。
これは子供の頃は単 純におもしろい曲だなぁと思って楽しんでましたけど、今聴くとホント、音楽 としても凄くよく出来てる」

ーーこれは近田春夫の詞/曲で、サウンド・プロデュースは鈴木慶一です。新し い音楽の実験室になってますね。

大谷「それ、松田聖子あたりのいい時代のアイドルの図式ですね。彼女も 細野晴臣さんの曲とか唄ってた」

大地「僕は友近と堀内孝雄さんの“倖せの求め方”のリミックスが好きで すね。ちょっとサンバっぽいんですけど、普通にJ-POPとしてカッコいい んじゃないかって」

大谷「僕、お笑いは“間”というかリズムが大事だと思ってるので、WEST END ×YUKI (from O.P.D.)の“SO.YA.NA”が入ってるのがツボです。大阪 の言葉の響きがちゃんと残ってる」

大地「浪速グルーヴ(笑)」

TAKU「そう。今となってはよしもとって大阪だけのものじゃなく日本全 国のものになってるし、よしもとの人が必ずしも大阪の人ってわけでも ないけど、“100周年”ってことでルーツの大阪にはちょっとこだわった んです」

大谷「そこ、うれしいですね。といっても僕らは大阪ってわけではなくて どこいっても浮いた存在ですけど(笑)。
いわゆるニッチ的なカルチャー をここから知って、音楽って面白いなと思ってもらったり、再評価に繋 がったりするといいですよね。
僕らがDJやるのもそういう理由で、いつ も『入り口になりたい』と思ってるんですよね。コンビニエンス・ストアで いいと思ってるんです。
要はうちに入ってきてものを買う喜びを知った ら、もっと深い世界があるからね、と」

TAKU「それは凄く共感します! 『こうでなきゃ』ってことに囚われて 可能性がどんどん小ちゃくなるのは嫌ですね。
こういう企画にしても、い わば楽しい“遊び”じゃないですか。
その中でぶりぶりした音とか男気溢 れる音とかをまぜて......ちゃんと計算してる部分もありつつ、感覚的な 部分もありつつ。
ある意味めちゃくちゃな部分もあり、そうじゃないとこ ろもある。そういう遊びをしてみたかった」

大谷「そういえば僕らが初めて3,000人のお客さんの前でDJしたときの 1曲目が、m-floの“HEY!”だったんですよ。
和田アキ子さんをヴォーカル にフィーチャーした。だから今日、こうして対談できて不思議な縁を感じ ました」

TAKU「ええっ、それは光栄だなぁ。......やっぱり豊満乃風、ボーナス・ト ラックで入れましょうか?(笑)」

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