ボブ・デイズリー : Bass Guitar
(ex. Ozzy Osbourne / Gary Moore / Black Sabbath / Steve Vai / Kahvas Jute / Uriah Heep / Ritchie Blackmore’s Rainbow / Dio / Mothers Army / Mungo Jerry / Yngwie Malmsteen / Jon Lord / Chicken Shack )
ティム・ゲイズ : Guitar / Vocals
(ex. Ariel / Tamam Shud / Kahvas Jute / Rose Tatto / Peter Wells Band / Steve Wright /Jimmy Barnes)
ロブ・グロッサー : Drums
(ex. Jeff St. John / The Aliens / News / The Blues Doctors / Wayne Gillespie / Blue Sierra)
ジョン・ロード : Keyboards
(ex. Deep Purple / Whitesnake / Paice, Ashton & Lord / The Artwoods / Flower Pot Men)
■1997年、以前暮らしていたシドニーに再び居を構えたボブ・デイズリーがかつて70年代にKahvas Juteで活動を共にしていた旧友ティム・ゲイズと交友関係を復活させたことからこのバンドの歴史は始まる。
■この時ティムはThe Blues Doctorsというブルースバンドで活動しており、ボブも何度か彼らとギグを行った。ティムはボブに正式メンバーとしての参加を要請し、ボブはそれを了承する。この時点でのメンバーはティムとボブ、そしてドラマーのロブ・グロッサーとハーモニカのジム・コーンウェイ。ボブはウィリー・ディクソンの古いブルース・スタンダード「I’m Your Hoochie Coochie Man」から採った「THE HOOCHIE COOCHIE MEN」を新しいバンド名として提案、採用される。
■2000年、ファースト・アルバム『The Hoochie Coochie Men』を制作し数多くのギグをこなす が、その後活動は一旦停滞する。
■2003年、大きな転機が訪れる。オペラハウスでの演奏のためにシドニーを訪れていたジョン・ロードから彼と仕事をしていたドリュー・トンプソンを通してボブへの連絡が入ったのである。さらにいくつかのショーを行う事を望んでいたジョンはボブに相談、結果THE HOOCHIE COOCHIE MENとのショーを行うことになる。この時点でほぼ一年間演奏を行っていなかったTHE HOOCHIE COOCHIE MENは急遽集まってリハーサルを行い、さらにジョンを交えてのリハーサルはなんとメルボルンでのショーの直前、サウンドチェックの際に唯一行ったのみだったが、この日の演奏は素晴らしいものとなる。翌日シドニーに戻った一行はTHE BASEMENTでギグを敢行、この日の模様は収録され『JON LORD WITH THE HOOCHIE COOCHIE MEN / LIVE AT THE BASEMENT』としてDVDとCDでリリースされる。
■この作品が好評を以て受け入れられことに意気を揚げた彼らはスタジオ・アルバムのリリースを目指して準備を開始する。ボブ、ティム、ロブの三人は2005年末から2006年までシドニーにあるロブのスタジオにおいて曲を録りため、アルバムに収録するにふさわしい曲が仕上がったところでロンドンのスタジオに送られジョンのキーボード・パートが加えられた(アメリカの著名エンジニア、ダレン・シュナイダーが録音を担当)。その後三人の豪華なゲスト・ヴォーカリスト(イアン・ギラン、ジミー・バーンズ、ジェフ・ダフ)が参加し一層の華を添えたアルバムがいよいよの完成となる。