チルウェイヴ／グローファイの最高峰、ウォッシュト・アウト。初作品となったEPから2年、ベン・アレン(アニマル・コレクティヴ、ディアハンター、MIA、ナールズ・バークレー他)をプロデュースに迎えて作り上げた傑作ファースト・アルバム！

日本盤ボーナス・トラック2曲収録
日本盤のみ歌詞付
日本先行発売
解説/歌詞/対訳付

●チルウェイヴ/グローファイ(※1)の最高峰、米ジョージア州出身のアーネスト・グリーン(Ernest Greene)によるプロジェクト、ウォッシュト・アウトのデビュー・アルバム『ウィズイン・アンド・ウィズアウト』が完成。

●2009年 にMexican Summerからリリースされたデビュー作品となるEP『Life Of Leisure』は、『ピッチフォーク』をはじめとする海外の音楽メディアが高く評価。発売されるや否や即完売の好評を獲得。ここ日本でも輸入盤が異例の大ヒットを記録したのは記憶に新しい。このデビュー・アルバム『ウィズイン・アンド・ウィズアウト』のプロデュースは、アニマル・コレクティヴ、ディアハンター、MIA、ナールズ・バークレイ他を手がけたベン・アレン(Ben Allen)。浮遊感のあるシンセ・サウンド、サイケデリックなメロディー、ウィスパーなヴォーカル他、EPで提示されたウォッシュト・アウトのサウンドを更に押し進めた最高のデビュー・アルバム。アルバムのリリースはUSはSub Pop、UKはWeird World/Domino(※2)から。今年の5月には、さがみ湖プレジャーフォレストで開催された『FREAKS MUSIC FESTIVAl '11』(※3)に、アルバム・デビュー前ながらライヴ出演。そして7月には『FUJI ROCK FESTIVAL'11』への出演も決定済み。

(※1)　チルウェーイヴ(Chillwave)/グローファイ(Glo-Fi)：ローファイでチルアウトな感覚があるインディのクラブ・ミュージック。シンセやループ、サンプリング、ヴォーカルエフェクト他を使って、そこに、ディスコ、アンビエント、インディー・ロック、シューゲイザーの要素を混ぜ合わせたようなサウンド。ロンドンとかニューヨークといった特定の発信地を持たず、インターネットを介して、世界中のアーティスト同士がつながったり、リスナーが爆発的に広がっている今時なムーヴメントで、ウォッシュト・アウトの他、Neon Indian、Memory Cassette、Toro y Moi等も属している。チルウェイヴとグローファイは同義で、『Hipster Runoff』というブログを運営しているCarlesという人が作った言葉と言われている。ウォッシュト・アウトもマイ・ブラディ・ヴァレンタイやライドといったシューゲイザー・バンド、ノルウェーのコズミック・ディスコと呼ばれるリンドストロームやプリンス・トーマス、それからアニマル・コレクティヴのような、サイケデリックなインディー・ロック、更にはヒップホップ/R&Bやダウンテンポからも影響を受けている。

(※2)　Weird World/Domino：Weird
WorldはDomino(アークティック・モンキーズ、アニマル・コレクテイヴ、フランツ・フェルディナンド他を抱えるUKの代表的インディー・レーベル)内に最近設立されたインプリントのレーベル。今後、ウォッシュト・アウトの他、スミス・ウェスタンズ等をリリース。

(※3) 『FREAKS MUSIC FESTIVAl '11』：五人編成でのライヴを実施。「Hold Out」「Hammer」「80's」「Far Away」「Belong」「New Theory」「Get Up」「You'll See It」「Feel It All Around」の9曲をプレイ。デビュー・アルバムからは、まだ1曲しか披露されていない。