1989年にアルバム『A Peacetime Boom』でデビュー。
メンバーは、宮沢和史(Vo)、小林孝至(Gtr)、山川浩正(Bs)、栃木孝夫(Drs)。
1993年、当初は沖縄県限定で発売した「島唄」が全国的に大ヒット。150万枚を超えるセールスを記録した。「島唄」はその後も世界各国でカバーされ広がりを続けている。中でも、2001年には、アルゼンチンでアルフレッド・カセーロによる「SHIMAUTA」が同国のグラミー賞にあたる「ガルデル音楽賞」を受賞。翌年のサッカー・ワールドカップで代表チームの公式サポートソングとなった。
日本人ブラジル移民100周年を記念して2008年9月15日に横浜赤レンガパークで開催されたフリーライブ『10,000 SAMBA!』のステージでは、2万人を動員。また、その年の大晦日には“宮沢和史 in ガンガ・ズンバ&ザ・ブーム”としてNHK紅白歌合戦にも出場した(3回目の出場)。
2012年3月から2013年1月にかけて、「東日本大震災から1年が経過した日本列島を歌で巡りたい」という宮沢和史の想いから、ソロコンサート・ツアー『寄り道四十七次 ~花鳥風月~』を全国47都道府県で開催し、THE BOOMメンバーも複数公演にゲストとして参加。ツアー終盤の11月からは、THE BOOMとしてレコーディングを開始した。
2013年3月20日に、生誕20年を記念したシングル「島唄」をリリース。沖縄県で開催された『第5回沖縄国際映画祭』では、地域発信型映画として「島唄」のドキュメンタリー・ムービーが上映され、最終日のオールエンディングのステージでは大トリを務めた。4月20日からは全国ツアー『THE BOOM CONCERT TOUR 2013 「24」』がスタート。6月19日には待望のニューアルバム『世界でいちばん美しい島』がリリースされる。
2014年にデビュー25周年を迎えるTHE BOOMは、これまでも、そしてこれからも、彼らならではの歌とサウンドを求め、音楽の旅を続けている。