英エセックス出身のゴールド・パンダはエレクトロニック・ミュージックのアーカイヴを作ることに時間を費やしていた。
2009年に数枚のシングルをリリースすると、BBCの「サウンド・オブ2010」やピッチフォークのリーダーズポールの「2010年期待の新人」にも選出され、注目を獲得。
2010年4月には日本オリジナル編集アルバム『コンパニオン』で日本デビューも果たした。同年10月にはジェイムス・ショー（シミアン・モバイル・ディスコ）がミックスを担当したデビュー・アルバム『ラッキー・シャイナー』をリリース。年末には各媒体の年間ベスト・アルバムに選出され、英ガーディアン紙の「ガーディアン・ファースト・アルバム・アウォード2010」の獲得に至った。
この間、積極的にツアーを回り、シミアン・モバイル・ディスコとのツアー、朝霧JAM、単独公演他、数度の来日公演もおこなった。
そして2013年は『トラストEP』のリリースから始まる（同EPの全曲は当『イン・シーケンス』に収録）。
非常にヒューマンチックでありながらも複雑な要素を含んだこの作品は、本年中にリリースされるセカンド・アルバムの大きな布石となるであろう。
尚、『イン・シーケンス』に収録の楽曲はセカンド・アルバムには収録されない。