マンガ肉と僕 Kyoto Elegy
三浦貴大/杉野希妃/徳永えり/ちすん/大西信満/太賀/宮本裕子/長原成樹/徳井義実
発売日:2016年08月31日
商品番号:YRBN-91073
本体価格:
4,180円(税込)
第5回沖縄国際映画祭クリエイターズ・ファクトリー最優秀賞受賞 支援作品
第18回上海国際映画祭「パノラマ部門」
エディンバラ国際映画祭「New Perspectives 部門」
第27回東京国際映画祭「アジアの未来部門」
第38回ヨ―テボリ国際映画祭
第7回沖縄国際映画祭
京都国際映画祭2015
<イントロダクション>
『歓待』(11)『ほとりの朔子』(14)『欲動』(14)など女優兼プロデューサー、映画監督としてボーダレスな活躍を続ける杉野希妃。2014年の釜山国際映画祭では最優秀新人監督賞を受賞するなど、国内外の映画界で高い信頼と支持を得ている彼女の第1回監督作品が『マンガ肉と僕』である。
原作は「女による女のためのRー18文学賞」文学賞受賞作である朝香式の同名短編小説(新潮社刊)。「女が男に嫌われるために太る」というモチーフに惹かれた杉野監督は、自由な発想でドラマを膨らませ、京都を舞台にひとりの青年が3人の女と出会う8年間の遍歴を3部構成のラブ・ストーリーとして構築。
タイトルの“マンガ肉”から彷彿させるコミカルなイメージに即して、女と男の関係性をシニカルな笑いで包みつつ、一方では現代社会の歪みを象徴した塊として、未だに女性への差別的発言が横行する社会への皮肉を込めた問題作としても見事に成立させている。