ベイブルース~ 25歳と364日~
波岡一喜、趙 珉和、小川菜摘、
安田美沙子、柳憂怜、申相祐、
山口馬木也、仁科貴、i L H W A、
かつみ♥
梶原雄太(キングコング)、
遠藤章造(...
発売日:2015年07月08日
商品番号:YRBN-90944
本体価格:
4,180円(税込)
かつて風の様に時代を駆け抜けた若き漫才師がいた。
<あらすじ>
かつて風の様に時代を駆け抜けた若き漫才師がいた。彼の名前は河本栄得。
高校時代の同級生である相方の高山知浩と共にNSC(吉本総合芸能学院)の門を叩き、7期生として雨上がり決死隊、トゥナイトのなるみ、矢部美幸(ナインティナインの矢部浩之の兄)と机を並べる。
卒業後はコンビ名を「ベイブルース」と改め、上方お笑い大賞最優秀新人賞やABCお笑い新人グランプリなどの新人賞を次々と獲得。
当時の若手有望株の筆頭に躍り出た。歌手としてCDリリースも決まり、ベイブルースは将来を嘱望される漫才コンビとなっていった。
漫才に対する姿勢は同期の中でも群を抜く厳しさで、寝る間を惜しんでネタ作りと漫才の練習に打ち込む日々。
ボケとツッコミのタイミングも徹底的にこだわり続け、コンピューター並みの正確さを追求。
自分のボケに対して期待通りのツッコミをしなかったと、相方の高山を怒鳴りつける事も多かった。
人は河本の事を“天才”とも“悪童”とも評し、畏敬の念を以て彼と彼らの活躍に目を見張った。
しかし、今、彼の姿はない。何もかもが絶好調だった1994年秋、河本はテレビのロケ中に体調不良を訴え、入院。
それからわずか2週間の10月31日、劇症肝炎による脳出血の為、25年と364日の生涯を閉じた。
その短い人生の幕を閉じた彼の生き様は激しさと優しさに溢れ、今だ芸人たちの心に生き続けている。
25年の短くも熱い人生を生き抜いた、伝説の漫才師の壮絶なる実話である。